slimey-admin | 2011年8月10日
たっちゃん(中村達也氏)のバラフォンはもともと最高にイイ響きをしている。触るだけで音が出てくる。 ご存知かもしれないが、氏はニューヨークで活躍したジャズドラマーで、ロイ・ヘインズに師事し、ファラオ・サンダースなどともやった名ジャズメンだ。 数少ない本格バラフォンプレーヤーでもある。 昨日バラフォンが機嫌を損ねてやってこられた。 3番カラバシがやられてる。 すぐさま数時間のうちにカラバシの修理調整すると見事に復調し低音が戻った。 低音が出る!これは文句なくうれしい!二人して上機嫌となった。 木琴たたきにしか分からないことで恐縮しごく。
Category: アフリカ木琴インプロビゼーション |
コメントは受け付けていません。
タグ:
slimey-admin | 2011年5月17日
コギリのコはロビ族の言葉でお葬式、ギリは木琴のことで、お葬式の木琴の意味です。そう言っても日本のお葬式とちょっと違います。 アフリカではお葬式は最も大切なお祭り事で 、哀しみの後は、徹夜で音楽やダンスをして魂を慰め、哀しむだけで無くみんなで楽しんだり踊ったりして最もアフリカらしさが感じられるものです。 ロビ族のセレモニーの中心がこのコギリです。 ところでこのコギリの音ですが、ペンタトニックという五音の音階でできてます。君が代や民謡など日本の古いものによく似ています。どこか私たちの心に馴染んでくる気がするのはそんなことも有るのかもしれません。 それでは、説明はこのぐらいにして、アフリカ木琴の空気を震わす音を、身体で感じて楽しんで下さい。
Category: アフリカ木琴インプロビゼーション |
コメントは受け付けていません。
タグ:
slimey-admin | 2011年5月17日
ここで一番大きな木琴がギルモアです。ギルはジル→ジリで木琴のことです。モアは大きいの意味で、ジリ(木琴)モア→ギルモアとなりました。ガーナでも奥地に行かないとなかなか見れない珍しい木琴です。 この木琴の鍵盤は、ニウラと云う大木から作られています。サバンナの風を何百年も聞いて育った木を切り、二年近く寝かせてから再び木琴として生き返らせています。ニウラは夜にはその大きな姿が怪物の様にも見える巨木です。 心を揺さぶる低い低音がギューンと響くのが魅力で、サバンナの神々が好むような迫力のある響きが特徴です。響きを身体で感じてみて下さい。
Category: アフリカ木琴インプロビゼーション |
コメントは受け付けていません。
タグ:
slimey-admin | 2011年5月16日
この三台の木琴で一番小さいのがボギリです。 ボギリはボーリと云う神さまの木琴なので、ボーリのジリ、ボジリ→ボギリと呼ばれています。 ボーリは呪力の強い神様で、現地アフリカでは毎年大きなお祭りが有ります。みんな様々なお願い事をするのはアフリカも同じです。 お願いごとをするにはダンスや音楽を三ヶ月以上も捧げて、神様のご機嫌を損ねないように気持を込めてお願いします。ロビ族の人たちはおもに結婚式にボギリを使いますが、木琴弾きのお葬式にも使います。 ここの白く塗られた鍵は「嫌われる鍵盤」と言ってここを叩いても音が出ない様になっています。ボーリの神様はこの音が嫌いなのでしょうかね?面白い事です。嫌いな音でもちゃんと鍵盤は有るのです。なので下に音を響かせるヒョウタンは付いていません。ほら、叩いても響かないでしょう? 何故白く塗るか分かりますか?ある時、師のカクラバが木琴を調整している私の横に来て言いました。「この二枚の鍵盤は白く塗った方がいいぞ…。」「分かりました!どんな意味が有るのです?」「単に間違わないためさ。」こんな笑い話の様な話しを懐かしく思い出しました。
Category: アフリカ木琴インプロビゼーション |
コメントは受け付けていません。
タグ:
slimey-admin | 2011年5月12日
アフリカ木琴の簡単な仕組みを解説をしてみます。その1 ここに三台の木琴が在ります。小さい方から、ボギリ、コギリ、ギルモア、と呼ばれています。どの木琴も、西アフリカのガーナ北部ボルタ川流域のブルキナファソ、コートジボワールとの国境付近に住むロビ族と云う人たちの木琴です。 鍵盤の数はどれも十四鍵です。吊り橋のように鍵盤を吊り下げてあるので音が止まらないでよく響きます。その下にはそれぞれにヒョウタンが下がっているのが分かるでしょうか? このヒョウタンに音が共鳴して自然のスピーカーの役目をして、音を大きくしています。ちょっと叩いてみます。 この様にビリビリとする感じが伝わったと思いますが、これは、此処のヒョウタンの横の白い膜が震えて音をビリビリと震わせています。 これをサワリと言って、このアフリカ木琴の特徴になってます。この膜は地蜘蛛の卵膜で出来ています。地蜘蛛の卵膜は自然界で最も薄く、しかも丈夫なものですが、今では手になかなか入りにくいものです。 わざとこの様にビリビリする音を出して音の深みを増しているのです。 それと云うのも、音楽やダンスを楽しむだけで無く、自然の精霊や先祖の魂と交信するために木琴を使うからです。ビリビリする音は時に人の声に聞こえたりもします。
Category: アフリカ木琴インプロビゼーション |
コメントは受け付けていません。
タグ:
slimey-admin | 2011年4月18日
「sakura」ライナーノートから2011・3・11 日本に大きな災害が有りました。山々や海の禊のように、日本の東北、関東は筆舌に尽くし難い試練を受けました。松林や町が丸ごと津波で無くなってしまった処もあります。そんな中に、桜が咲いて心の大きな慰めを得たとのニュースを見ました。 日本の美しさを秘めた東北にも桜の名所が幾つも有ります。今、人々の大変な試練と苦難の中にも桜は変わらずに前線を延ばし咲いています。 辛い中に見る桜は一層美しく見える事でしょう。…命の輝きが散ることも教えます。この桜の美しさを日本人は忘れてはならないと思います。 山々、川々の美しさが変わらぬ限り日本は日本で在り続けます。桜の美しい国は、心の深みに於いて素朴で心ある美しい国なのだと感慨を新たにしました。アルバム「sakura」は心の深みを見つめ、日本の霊性からの立ち直りを期待して作りました。
Category: アフリカ木琴インプロビゼーション |
コメントは受け付けていません。
タグ:
slimey-admin | 2011年4月11日
コギリの鍵盤でiPhoneスタンドを幾つか作ってみた。シンプルが凄く洒落ている。 素材は、ガーナ奥地ブルキナファソとの国境付近に突っ立つ大樹「ニウラ」だ。とても堅い木だ。 サバンナの風を数百年も受けた木を切り倒しコギリは作られる。一度死んだ木が木琴として生き返るのだ…。 これがコギリのあの不思議な音の秘密だ。 転がるような乾いた響きは瓢箪に共鳴して水の気を帯びる。深い重低音…。 このなんの変哲もない木片がiPhoneとおそろしく良く似合う。何故だろう? アフリカの古くからの神々は新しいものが凄く好きなのかもしれない。 アフリカ木琴コギリの鍵盤 / iPhoneのスタンド お問合せは、ひょうたん屋まで。
Category: アフリカ木琴インプロビゼーション |
コメントは受け付けていません。
タグ:
slimey-admin | 2011年4月10日
私の最新アルバムの「セレニテ」を全曲無料公開しています。それについてはそこに書きましたので省略しますが、手前味噌で恐縮ですが「セレニテ」はアルバムの中でも、日本人の心の深みをのぞき込むような曲が入っています。セレニテ」はフランス語の「静謐」を意味しています。「21世紀は霊性の時代となるであろう…。」と預言したフランスの炯眼、アンドレ・マルローと、竹本忠雄に敬意を表し捧げています。 東北のみならず、「日本の危機」とも言える事態が起こっています。日本人の根源的な霊性にまで立ち返ることこそが、すべての人々にとってもっとも大切な事だと私は強く思います。 深く心を落ち着かせたいときなど、iPhoneなどに入れてぜひ聴いていただければ嬉しいと思います。
Category: アフリカ木琴インプロビゼーション |
コメントは受け付けていません。
タグ:
slimey-admin | 2011年3月21日
この夜ライブスポット江古田「flying tea pod 」でのライブは精鋭の若手ミュージシャンとともに、大変充実した内容であった。 メンバーは、 勝賀瀬司(Guitar)、川村祐介(Trumpet)、中村慶太(Drums)、 チャンシー(Xylophone)、 当日のリーダーであった長沢さん(Drums)は、ご両親の福島からの避難のために出演出来なくなり、中村さんが入ったそうだ。さぞ残念な思いであろう。 その内容は私のソロ演奏、そして+ドラムス、 ギターとトランペットデュオ、セッション、の順に展開された。 私以外は、20代後半の若手ミュージシャンだが 、一様に彼らの技量は素晴らしく、音に関して繊細な感覚は目を見張るものがある。 私は、ソロ演奏でこの時、福島に今起こる不幸の渦中の原発をターゲットとしたリーディング演奏をギルモアで行ってみた。 実は数日前にも演奏中に見えた異様なエネルギーの追跡も有った。演奏中異様なエネルギーは見えなかった。しかし病根は治癒されず鈍い黄色の循環は末期を迎えつつあるのを見た。 「Fukushima 1」 もう一曲はコギリで、ついに迎えつつあるアフリカの、善き開示の為の祝詞演奏を奏上した。 「アフリカよ、善く目覚めよ!」と。亡き師カクラバに捧ぐ。 「africa!」 この夜のライブ収益は東北関東大震災に対するチャリティー募金に全額日本赤十字に寄付された。 当日の録画は下記リンクから 勝賀瀬司(Guitar)川村祐介(Trumpet)セッション オ−ルメンバーセッション
Category: アフリカ木琴インプロビゼーション |
コメントは受け付けていません。
タグ:
slimey-admin | 2011年3月11日
私の木琴演奏では焦点を当てた演奏をすることがある。これは一つのリーディングでもある。 東京深川1945年3月9日の夜に焦点を当てた。 演奏を始めてしばらくすると、およそ10万人もの死者不明者を出した前代未聞の計画的爆撃の只中に居た。赤黒い熱風が巻き上がる。何とも不気味な中に立っていた。 これからどうなるのだろうという見当の付かない不安が押し寄せてきた。その時その場の不気味な臨場感が私を圧倒した。 演奏を終了して魂の底から慰霊の気持ちがわいてきた。同時に、漂うこの惨めさは現在もまだ日本に拭われてはいないことに気がついた。 驚いたのは、「めぐりきて蛍の光」竹本忠雄著 高木書房 の中の3月9日の光景そのままであることであった。この本はただの戦争体験の記録ではない。日本人としての足場がそこなのだということを教えてくれる本である。 政治経済の目先の事情に目くらまされてはならない 。「惨めさ」は拭われていないのだ…。これらの亡くなった多くの日本人への、今を生きる我々の慰霊は済んでいない。 めぐりきて蛍の光竹本 忠雄 高木書房 2008-10 by G-Tools
Category: アフリカ木琴インプロビゼーション |
コメントは受け付けていません。
タグ: